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ブログ Q&A: 2019年12月

不妊の原因まとめ

仙台市青葉区の整体からだの治療院おあしすです。不妊の原因と検査を女性も男性も含めまとめました。原因があると言われていても読み解けばほとんどは不確定の所も多いのかと思いました。(それで鍼灸や整体や食事などの指導で妊娠効果を上げているのでしょうね)

不妊症の原因因子は男女ともに多くの原因があります。一覧で並べてみました。

排卵因子による不妊の特定

卵子ができる過程で問題が起きる事。最初にできる検査として基礎体温法があります。
基礎体温が下がったり上がったりが無かった場合、血液検査や超音波検査によりホルモン値や形状をみて状態を把握します。また生理不順が続く場合も排卵の障害があるとみて良いでしょう。 体重の増減も排卵障害を起こす原因になります。

基礎体温検査

基礎体温が排卵前に卵胞刺激ホルモンのFSHで下がり、黄体ホルモンのLHでは排卵を境に上がります。このホルモンと共に卵胞からエストロゲンも増えて子宮内膜を厚くし受精卵をキャッチする準備を整えます。排卵後は下がります。そして受精卵が着床しやすいようにプロゲステロン(エストロゲンも増える)が分泌され子宮内膜を厚くします。着床が無かった場合はエストロゲンとプロゲステロンの値と共に体温も元に戻ります。

※基礎体温はご自身でも図れるので結婚した際につけてみるものいいですよね。

視床下部、下垂体異常による不妊の原因

甲状腺機能低下や下垂体腫瘍によるものも。卵胞刺激ホルモンFSHや黄体形成ホルモンLHが卵巣に作用し卵胞が発達する。卵胞の発育妨げることが言われる

多嚢胞性卵巣 PCOS

小さな卵胞が多数あり、小さい卵子しか排卵されない。男性ホルモンのアンドロゲンが増えるためと言われている。月経異常で無月経や不定期の不順、無排卵月経の周期があるもの

卵巣障害、機能低下

染色体異常(ターナー症候群)

早期閉経ー免疫異常やがん治療での放射線などが言われている

ゴナドトロピン不応性卵巣症候群はホルモン値に異常が無いのに排卵してこないもの、受け手になるレセプター異常が考えられる。

黄体機能不全

高温期が短いのとプロゲステロン濃度が低く排卵障害の結果の着床障害とみられます。

黄体化未破裂卵胞(黄体化非破裂卵胞)

体温が上がっているのに排卵されず、黄体化だけされているもの。毎回ではないので超音波検査で見る必要あり。子宮内膜症も考えられ体外受精で妊娠に至ることもあるようです。

高プロラクチン血症

脳下垂体のホルモンの一部プロラクチンが何らかの異常で高くなってしまう事、腫瘍の場合もある。ほとんどは原因不明。 黄体機能不全、無排卵、無月経を起こすようです。

排卵因子による不妊の特定

卵管因子

精子を運ぶ管、卵管の経常的な異常が上げられます。産婦人科での

子宮卵管造影・通気通水検査・子宮鏡

女性器の分野です。専門医の検査・処置が必須となる分野です。

細菌感染によるものが

細菌感染によるものが、卵管因子による不妊の大部分を占める。大腸菌、溶連菌などの他に、性行為感染症の梅毒、淋菌、クラミジアと言った免疫が弱っている時にかかる細菌感染による

子宮内膜症チョコレート嚢胞

子宮内膜が他の臓器に発生、増殖する事。月経により子宮内膜は体外に排出されますが、他臓器にできてしまう子宮内膜症では体外排出されず血液が体内に残ってしまう。毎月の出血で炎症や癒着を起こす可能性があります。卵巣内で血液が溜まってチョコレート嚢胞となると卵巣が腫れ排卵障害に繋がります。超音波やMRIで精査しますがチョコレート嚢胞の切除は原子卵胞が減るため慎重に行うべき処置と言われます。

卵管閉鎖・狭窄

卵管間質部閉塞、卵管峡部閉塞、卵管膨大部閉塞(卵管留水腫)があります。

卵管采周囲癒着

卵子をキャッチする卵管采が癒着により機能不全を起こす。癒着が無くても卵管采が小さい、もしくはほぼ無い、位置がおかしい等でも卵子をキャッチできないピックアップ障害を起こします。腹腔鏡検査で癒着の乖離が可能であればカテーテル法での癒着除去ができます。

 

男性の因子

男性の方が原因で不妊になるケースは不妊治療の約半分に上るようです。 このうちの90%が造精機能障害と言われています。造成機能障害は無精子症、乏精子症、精子無力症になります。

無精子症、乏精子症、精子無力症

無精子症は精巣や精巣上体に精子が多少残っている可能性もあるようです。ほとんどは顕微授精が適応になる最も重いものと見られています。乏精子症は精子の数が少なく、無力症は精子運動率が悪いものを言います。

精索静脈瘤による造成機能障害

男性の不妊で原因が分かるもので最も多いのが精索静脈瘤です。静脈血の回収率が下がり、陰嚢内の温度が上がり精子の発育不全につながる。精索静脈瘤はオペ適応です。

逆行性射精

射精後精子が尿道でなく膀胱へ上がっていくもの。

ED(勃起不全、射精障害)

十分な勃起ができない、遅漏、早漏が問題

脊髄損傷

脊髄に何らかの障害を負ってしまって長期間射精が無い方は精子の運動量が減ってしまっているようです。

性感染症

男性側の感染症はクラミジアと淋病です。抗生物質の服用で完治します。

不妊の原因まとめ

いかがでしたか。不妊の原因はたくさんあります。まず当事者の方も知識を経てご自身の身体と向き合っていただけたらと思います。

不妊の原因には体調不良の要素も大きく関与している。

女性側の体重やホルモンの異常などは、体重の管理や自律神経の問題も考えられますね。自律神経であればご自身で取り組めることも多いのでは?男性側も体調によって左右される部分もあります。まずは体調管理ができる環境や体にいいことも取り入れる事で不妊の壁を乗り越えれる可能性を上げていきましょう。


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